グリチルリチン酸が肌をやさしく守る

乾燥によるピリピリや皮膚の刺激をケアすることが期待できるのがグリチルリチン酸です。ステロイドと混同される場合もあるようですが医薬成分ではありません。肌があれやすい、カサつきやすい、といった敏感肌に向けた化粧品に配合されることが多いです。食品にも使われる甘草(カンゾウ)の根から抽出した植物由来の成分で、カンゾウ根エキス配合として、記載されることもあります。
こんな悩みをサポートします!
化粧品だけでなく、ヘアケア製品やボディソープなどに配合されることもあります。皮膚のピリピリした状態をケアする働きがあります。植物由来の天然成分なので、敏感肌の方にも広く使われています。
古くからある美肌成分の威力とは?
- 皮脂分泌をカバーする働きが期待できます。
- 紫外線を浴びてしまった肌をやさしくケアし、その後の肌トラブルからもケアします。
- 肌があれて赤くなりがちな方にもおすすめ。
グリチルリチン酸の入った化粧品の使用方法
肌あれをケアしてくれることが期待できる成分として、多くの化粧品に使われる成分です。また、化粧品に配合されているのは、ほんの少量ですが、日やけによるシミやソバカスを防ぐことも期待できます。
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乾燥や紫外線による肌のピリピリをケアするには、まずはしっかりと保湿をすることがポイント。保湿化粧品に配合されることもよくありますが、肌があれやすい方や刺激を感じやすい方は、グリチルリチン酸が配合されている化粧品を選んでみるのもポイントです。使用する際には、ぬるま湯で洗顔したあと、すぐに与えて角質層に浸透させましょう。
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肌トラブルが酷いときには、ファンデーションなしで過ごす時間を増やすようにしましょう。グリチルリチン酸には肌あれをケアする効果が期待できるので、肌を休めながらしっかりとケアを続けていきましょう。
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ピリピリした肌を放ってくと、二次トラブルなど悪化してしまう可能性があるので、素早いケアを心がけましょう。どんな症状も化粧品でケアできるわけではありません。ケアをしているのに効果が得られない場合などは、皮膚科やクリニックに相談するようにしましょう。また、使用する化粧品が原因で肌あれになってしまうことも考えられるので、異常を感じたら使用している化粧品を持って皮膚科へ相談に行きましょう。